Shohei さん ~ クラウドサポートエンジニア

大学 / 大学院で、画像処理、画像認識、機械学習について学びながら、IT ヘルプデスクで学生や教授のネットワーク含めた IT 環境に関する質問対応やトラブルシューティングをしてました。自分が好きな IT の分野で人の役に立つことが凄く楽しかったため、ネットワーク機器ベンダーに入社し、お客様が使用するネットワーク製品のサポートを行うカスタマーサポートエンジニアとして働き始めました。幅広い分野を経験したいと思い、あらゆる IT の領域に対応しているクラウドに興味を持ち、ご縁をいただき AWS に入社しました。製品/サービスの深いところまで確認し、人の役に立てるカスタマーサポートの仕事が好きだったので、AWS でもカスタマーサポートエンジニアとして働いております。入社した際には、クラウドについては全く触れたこともありませんでしたが、今ではネットワーク以外のサービスでも理解し対応できるようになりました。
また、前職での知識を活かして、Direct Connect / Transit Gateway / VPC ( Virtual Private Cloud ) のサービスでは、グローバルでも一部のサポートエンジニアにのみ付与される Subject Matter Expert として認定され、国内 / 海外のエンジニアでも難しい対応やトラブルシューティングを行っております。

入社してしばらくは動画でのトレーニングを進めながらメンターと一緒に実際の問い合わせ対応をしていくことで AWS の基礎的なところを学んでいきました。できるだけ実際に環境を構築して動かすことを意識してサービスの細かい動作を確認し学んでいきました。様々なバックグラウンドの方がいるため、経験が少ない分野では他のエンジニアに聞いて教えてもらえるため学べることが多いです。逆に自分が得意な分野では恩を返せるように精進してます。
子供が生まれた後は家事や育児で自由に使用できる時間は減りましたが、子供が寝る 21 時ごろから就寝する 24 時ごろまでは家事が終わり次第自由時間としてます。妻もタスクがなく就寝する時に、読書やゲーム、ランニングをしたり、好きなことや興味があることの勉強をすることにしてます。子供が一緒に寝たいという時には子供が寝かせた後にやってます。

妻も働いているため、2 人で家庭が回るように考慮してます。妻が 7:30 頃には家を出ないといけない場合が多いのですが、私がその後、子供の着替え、食事、保育園への送迎をします。家の近くに公園があり保育園前と後に一緒に遊ぶのが日課になってます。保育園に送った後には、在宅勤務ができる環境が揃ってますのですぐに仕事を開始できます。第二子にも恵まれ現在 妻が妊婦なのですが、最近は悪阻で食べ物の匂いがダメなようなので、スーパーに買い物に行ったり食事を作ることも大体やります。また、急な熱がでて子供の世話をしないといけない時でも、同僚に仕事を依頼しやすいように仕組みができており急なお休みでも取得できるためとても助かってます。子供が病気の時に採用面接や重要な meeting などできるだけ外したくない仕事がある時は、妻と相談しお休みにしてもらったり、逆の場合は私がお休みをとります。お客様が急ぎのお問い合わせでも海外のエンジニアに引き継げる仕組みができているので、残業はほとんどしませんが稀に仕事が遅くなるときは妻が子どもの世話をします。仕事も家庭も対応できる方が柔軟に対応し助け合っていかないと仕事と家庭の両立は中々難しいと思います。

子供が生まれて一年間がとても大変でした。生まれてすぐに就寝時に血中酸素濃度が低下することが判明し子供が入院することになりましたが原因はわからず、しばらくの間、通院する必要が出てきました。妻が最初に育休を取得し、私が後半で育休を取得して、妻は早めに仕事復帰をすると予定を立ててましたので、医者以上にしてあげれることもないためしばらくは在宅勤務をしつつ妻の実家で仕事をしておりました。里帰り出産を行っていたため、リモートで勤務しながら、妻の両親にもサポートしてもらえました。当時はコロナ禍にも関わらず、風邪にかかり咳が出て呼吸に影響がでた場合には脳や命に関わる可能性があるため、不用意に移動して病気になるわけにもいかず、妻は健康に産んでやれなかったと自分を責め鬱気味になり大変な期間でした。
しばらく経過し東京の病院で検査する必要が出てきて東京に戻りましたが、今度は妻が盲腸になったためそこで予定を早めて育休を取得しました。また、保育園の入園を考える時期になり区役所に聞いたところ、就寝時だけでも子供が呼吸器をつける場合は、保育園に入ることができないと言われ途方に暮れました。いろいろ調べたところ、都内では同じ状況の親を助けるための、医療的ケア児に訪問保育型サービスを提供してくれる NPO が見つかり、訪問保育で子どもを見ていただけることになりました。在宅勤務をしつつ、何かあったら直ぐに子供を見に行ける状況でしたので安心して仕事ができました。子供の病気の原因は結局不明のままですが、現在は子供の症状も解消し今では普通の子と同じように健やかに成長してくれました。人生自分にも家族にも何が起こるかわかりません。微塵も予想していなかったことが起きましたが、休みの取得や在宅勤務しやすい職場で本当に良かったと思います。